比田勝港(34°39′N 129°29′E) (海図W 175)


(概要)
対馬北部の東側にある西泊湾全体を港域とする港である。
この港は港口が南東方に開口しており、東寄りの風以外をよく防ぐ天然の良港で、漁期には多数の漁船が群集する。
港奥の大半は水深1020mと深く、1,000t以下の船舶の好錨地が得られ、5,000t級の船舶の入港も可能である。

(錨地)
この港は東寄りの風が強くなると波浪が侵入し、特に台風が対馬の西方を通過する際は危険であるので、あらかじめ最寄りの舟志湾、泉湾、西岸北部の大河内湾、佐須奈湾などに避泊しなければならない。
検疫錨地は雷塙の北西方400m付近に指定されている。

                                                          〜九州沿岸水路誌105から抜粋

 

比田勝湾調査

調  査  項  目

内                                   容

錨地名

比田勝港

錨地の位置及び範囲

34-28.5N  129-23E付近

水深

15m

底質

不詳

避泊可能な最大船型

1,000トン

錨かきの状況

 

漁具等の設置状況

港口沿岸部に定置漁具等設置されている

灯浮標・標識ブイ等の設置状況

港口に尉殿埼灯台、雷埼灯台が設置されており、入港目標として導灯が設置されている

進入目標

導灯を進入目標とする

推薦進入進路

299

周囲の地形

港口は狭隘で、周囲に岩礁が点在し、港口は東側に面している。沖に防波堤が整備中である

気象

東側が外海に面しているため、東寄りの風は不向きである。

利用実態(特記事項)

港内は狭隘で、検疫錨地は定期旅客船及び出入港漁船の航路筋に隣接しているため、航路を閉塞しないような錨泊方法が必要である。

 検疫錨地も狭いため中型漁船が錨泊する程度である。


                                                           〜対馬海上保安部からの資料