奈摩《ナマ》湾(33°02′ 129°05′)(海図W223)


南方に約1.6M湾入する幅約0.8Mの湾で、湾岸一帯に養殖施設がある。
湾奥付近で水深14.621mの所が錨地に適している。


九州沿岸水路誌105から抜粋


奈摩浦の避難港としての適性(小型船向)
港口が北に向いているので、冬季北〜北西の風の吹くときのほかは、周囲が山にかこまれているため港内は穏やかである。
港内の水深は630mで、底質も泥または貝まじりの泥と「錨かき」は良く、小型船の避難港となる。
台風のときと冬季の季節風のときには、青方港に次いで避泊船が多く、約100隻くらいの小型船が避難港として利用している。


避難港の手引き(小型船向)昭和40年から引用