小野田港(33°58′N 131°09′E)(海図W1135)
(概要)
宇部港の西隣にあり、石炭及びセメント関係の貨物を運搬する船舶の出入が多い。
(気象)
気候は温和で、春季〜夏季は東寄りの風、秋季〜冬季は西北西〜北の風が多い。
(水路)
本山岬の西方約2.5Mの小野田港第1号及び第2号灯浮標間から北東方約3Mの南・北両防波堤間に至る水路(最小幅約100m、水深6〜8m)があり、灯浮標により表示されている。
水路の両側は急に浅くなっている所がある。また、水路以外は養殖施設が多数設置されている。
〜瀬戸内海水路誌103から抜粋〜
港名 |
荒天時避泊の適否 |
避泊(可能船舶の限度)(隻数) |
最寄りの避難港までの距離 |
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汽船500t以上 |
汽船500t以下 |
漁 船 |
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小野田港 |
適 |
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35 |
160 |
関門港11浬 |
〜山口県地域防災計画 資料編(平成15年度)〜
◎小野田港の避難港としての適性(小型船向)
小野田港は、周防灘の西部、山口県南西部にある。
港の入口は南西に向き、北と東には市街地と本山岬があって、北〜東寄りの風を防いでいる。
港域付近は非常に遠浅で、5m等深線になるまで約2500mある。
この間幅約60mぐらいの水路があって、出入港船は2000トンまでで且つ満潮のときを利用する必要がある。
港内は狭く、大型船の避泊には適さない。
小型船、機帆船等の避泊は防波堤内でできる。
〜避難港の手引き(小型船向)昭和39年から引用〜