海難防止思想の普及、高揚を図るため西日本・南九州・沖縄地方の海難防止強調運動を推進するほか、西海防セミナーの開催、会報の発行、海事広報展示館(関門海峡らいぶ館)の運営等を行っています。
全国海難防止強調運動の一環である西日本海難防止強調運動推進連絡会議、南九州海難防止強調運動推進連絡会議及び沖縄地方海難防止強調運動推進連絡会議の事務局として、関係機関と連携しポスター、グッズ等を作成、配布し、居眠り運航撲滅キャンペーン、漁船海難防止強調旬間等具体的な活動を推進しています。
(西日本・南九州・沖縄地方海難防止強調運動の詳細はこちら)
調査研究や当会事業の進捗状況、海の安全及び海難防止に関する記事等を掲載した季刊誌を年4回発行しています。
掲載内容
・業務日誌
・事業報告(会の運営活動、公益目的事業等)
・西海防セミナー概要
・九州・沖縄海域における船舶海難の発生状況
・港湾紹介
・ミニ知識・海
・刊末寄稿 など
一般市民のみなさんに海と船舶の安全について学習していただくために体験型展示施設を運営しています。
関門海峡らいぶ館では、関門海峡に設置したライブカメラを操作して海峡の地形や通航船舶をリアルタイムに確認したり、船舶自動識別装置(AIS)で通航する船舶の船名や大きさ、行き先を調べたりすることができます。
また、関門海峡の操船シミュレーション映像や津波シミュレーション映像、関門海峡早鞆瀬戸の24時間映像(10分間に短縮)、ドローンによる関門海峡の空撮映像等も展示しており、専門のスタッフが海事知識を分かりやすく解説し、疑問にお応えしています。
令和2年6月から現在の「マリンゲートもじ」に移転し、館内から関門海峡を直接見渡すことができるようになりました。